2日前に塩サバの燻製を作った。 全ては食べずに半身を1切れほど残しておいたので、それを使って『サバめし』を作ろうと思う。
気になるのは、燻製塩サバと白飯との相性が良くなかったことだ。 酒のツマミには良さそうだが、白米とは合わなかった。 果たしてサバめしに合うかどうかだ。
使用する食材・機材は以下の通り。 なお、塩や砂糖・キッチンペーパーやフリーザバッグ・アルミホイル・鍋やキッチンばさみなど、ほとんどの家庭で常備されているものは省略している。
まずは、食材の準備からだ。
米1合・残しておいた燻製塩サバ(半身1/2)・ニンジン30g・醤油大さじ1・酒大さじ1/2・顆粒だし・ネギ・鰹節・炒りゴマを用意した。
米は、洗ってザルに入れてから30分ほど経っている。 燻製塩サバはほぐしており、ニンジンは粗みじん切りにしている。
米・燻製塩サバ・ニンジン・醤油・酒・顆粒だし・水を鍋に入れてよく混ぜる。 水の量は醤油・酒の分も含めて適量になるようにしている。
食材をよく混ぜたら鍋のフタをして強火にかける。
フタがカタカタと音を出すまでは強火のまま加熱する。 白飯を炊く時よりもカタカタと音を出すまでの時間が長い気がする。 醤油や酒が入っているからだろうか。
この鍋は、40数年前のインコア製のステンレス多層鍋だ。 亡くなった母が買ったもので、セットで数十万円した記憶がある。 40年以上壊れずに働いてくれたが、つい先日取っ手の付け根にヒビが入って割れてしまった。
数年前に、汚れを取るために大きな鍋に入れてクエン酸で煮たのだが、それで取っ手の樹脂が傷んだのかもしれない。 取っ手はネジで取り外せるから、外して煮ればよかったなぁ。
フタがカタカタと音を立て始めたので火加減をとろ火にする。 後は9分待つだけだ。
火加減をとろ火にして9分経ったら火を止め、さらに数分蒸らしてからフタを開ける。
フタを開けると、おお、ちゃんと炊けている。 大好きなニンジンがたっぷり入っていてとても美味そうだ。
ネギを乗せると...うん、色が良くなった。 本当は高菜を入れたいところだが、高菜は常備していないのでネギを入れた。
さらに上から鰹節をふりかける。 正確には鰹節じゃなく、カツオ + アジ + サバの混合削り節だが。
しゃもじでよく混ぜる。 ニンジンの赤・ネギの緑でいい色になっている。 見た目ではすごく美味そうに見える。
器に盛ってゴマをふりかければ完成だ。 燻製塩サバで作ったサバめしの味はいかに。
ただの塩サバで作った『サバめし』よりも美味いのだろうか。
では、いただきます。 一口食べると、うん、いつものサバめしの味だ。 味わって食べると燻製の香りがする。 ただ、言われないと燻製塩サバを使っていることには気づかないだろう。