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酒のツマミに塩サバの燻製 (2022-05-05)

  

数年ぶりの塩サバの燻製

 

数年ぶりに塩サバの燻製が食べたくなった。 簡単に作れることもあり、さっそく材料を買ってきた。 塩で下味をつけて売られているから塩漬け・塩抜きの手間が省けるのはありたがい。

使用する食材・機材

使用する食材・機材は以下の通り。 なお、塩や砂糖・キッチンペーパーやフリーザバッグ・アルミホイル・鍋やキッチンばさみなど、ほとんどの家庭で常備されているものは省略している

- 食材 -
  1. 塩サバ
- 機材 -
  1. ピチットシート
  2. スモークチップ
  3. 手作り燻製器(ステンレスボウルと網)

乾燥

塩漬け・塩抜きが不要だから、すぐに乾燥の工程に入れる。 なお、後で思ったことだが乾燥の前に下処理をすべきだった。

塩サバの水気を拭き取る画像を拡大する
塩サバの水気を拭き取る

キッチンペーパーで塩サバの水気を拭き取る。 冷凍ものだったので、解凍によって水分がたくさん出ている。

ピチットシートに乗せる画像を拡大する
ピチットシートに乗せる

キッチンペーパーで水分をしっかり拭き取ったらピチットシートの上に塩サバを乗せる。

ピチットシートで包む画像を拡大する
ピチットシートで包む

ピチットシートを折り返して塩サバを包み、上から軽く押さえて密着させる。

バットに乗せて冷蔵庫へ入れる画像を拡大する
バットに乗せて冷蔵庫へ入れる

ピチットシートで包んだ塩サバをバットに乗せ、冷蔵庫へ入れる。 このまま24時間放置する。

脱水具合の確認

24時間経ったので冷蔵庫から塩サバを取り出す。 ピチットシートは水分を吸っているようだ。

24時間脱水された塩サバ画像を拡大する
24時間脱水された塩サバ

ピチットシートを外してみると...うん、ちゃんと脱水されている。 皮がシワシワになっているのがわかる。

身側はどうだろうか。 ひっくり返してみる。

身側もしっかり脱水されている画像を拡大する
身側もしっかり脱水されている

身側もしっかり脱水されているようだ。

今さらの下処理

下処理していなかったことに今、気がついた。 ヒレを取ってないし、骨はそのままだし、薄皮も剥がしていない。

ヒレを切り落とす画像を拡大する
ヒレを切り落とす

ヒレだけ切り落とそう。 皮はどうせ食べないし、骨は食べる時に取ればいい。

燻煙

続いては燻煙の工程だ。 塩漬け・塩抜きの工程を飛ばせたから、あっという間に燻煙に入ることができる。

スモークチップはヒッコリーにするかな。 買ってから一度も使っていないから試してみたい。

アルミホイルの皿にヒッコリーのスモークチップを入れる画像を拡大する
アルミホイルの皿にヒッコリーのスモークチップを入れる

アルミホイルで作った皿にヒッコリーのスモークチップを入れる。 アルミホイルの皿は湯呑で型を取った。 なお、スモークチップの量は10gとした。

スモークチップをボウルの底に置く画像を拡大する
スモークチップをボウルの底に置く

スモークチップをボウルの底に置く。

網を乗せて塩サバを置く画像を拡大する
網を乗せて塩サバを置く

ボウルに網を乗せ、その上に塩サバを置く。 皮目を上にするべきか下にするべきか悩んだが、くっついてもいいように皮目を下にすることにした。

フタはせずに強火にかける画像を拡大する
フタはせずに強火にかける

火を付けて強火にする。煙が出るまでフタはしない。 煙が出始めるまで1・2分だろう。

煙が多くなるまで待つ画像を拡大する
煙が多くなるまで待つ

煙が出始めても火は弱めない。 煙の量が増えるまで強火のままで数分待つ。

フタをしてとろ火にする画像を拡大する
フタをしてとろ火にする

煙の量が多くなったら、フタをしてとろ火にする。 後は、温度を100℃~120℃に維持して15分燻煙するだけだ。

15分燻煙したら火を止め、フタをしたまま15分待つ。

完成した塩サバ画像を拡大する
完成した塩サバ

15分経ったらフタを外し、塩サバを取り出してバットに並べる。 うん、いい色づきだ。

完成した塩サバの表面画像を拡大する
完成した塩サバの表面

表面の色が食欲をそそるぜ。

  

試食

夕食のおかずとして塩サバを食べてみた。 燻製してから4時間ほど経過して冷えていたので電子レンジで温めて食べた。

皿に盛り付けた燻製塩サバ画像を拡大する
皿に盛り付けた燻製塩サバ

燻香がしっかりしていて、これぞ燻製、という味だ。 ただし、今回使った『ヒッコリー』と普段からよく使っている『さくら』や『りんご』との違いがわからない。

また、白飯との相性は良くないかな。 美味いが、ご飯のおかずというよりは、酒のツマミという感じだ。

  

残り1切れで『サバめし』を作ろうかな

燻製塩サバは1切れ残っている。 というか、残してある。 身をほぐして米と一緒に炊いて『サバめし』を作ろうと思っている。

- 2022.05.08追記 - 燻製塩サバでサバめしを作ってみた

この2日後に、残しておいた燻製塩サバで『サバめし』を作ってみた。 なかなかに美味かったが、ただの塩サバと味は変わらなかった。

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