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甘太くんで蜜たっぷりの焼き芋作り(その3) (2022-02-09)

  

蜜があふれる焼き芋を目指す旅

 

サツマイモの "甘太くん" で "蜜たっぷりの焼き芋" を作るというプロジェクト(=単なる個人的野望)の3回目だ。 1回目はオーブンで140℃で3時間焼いてみた。 家庭で焼いたことを考えれば十分に美味い焼き芋を作ることができた。

2回目はオーブンで140℃で2時間 + 100℃で1時間で焼いた。 1回目よりも蜜は多くなった(ように思う)が、水分があまり抜けておらず濃厚さに欠けていた。

3回目の今回は、オーブンで120℃で2時間 + 140℃で2時間で焼いてみる。 下処理は初回と同じで、水洗いして両端を切り落とすだけである。

使用する食材・機材

使用する食材・機材は以下の通り。 なお、塩や砂糖・キッチンペーパーやフリーザバッグ・アルミホイル・鍋やキッチンばさみなど、ほとんどの家庭で常備されているものは省略している

- 食材 -
  1. サツマイモ
- 機材 -
  1. オーブン

オーブンで焼く(140℃で2時間 + 120℃で2時間)

オーブン(ガスオーブン)に入れ、120℃で2時間さらに140℃で2時間焼いた。 アルミホイルには包んでいない。 アルミホイルに包むと水分が抜けず、濃厚さに欠けてしまう

焼きあがった焼き芋をオーブンから出す。 では、割って中身を見てみようかな。 しまった、今回も軍手を用意するのを忘れてしまった。

割ったサツマイモ画像を拡大する
割ったサツマイモ

割ってみると中身はねっとりしていて色もいい。 水分も抜けているように見えるが、皮との間の隙間は少ない。 ということは水分の抜けがやや足りないのだろうか

  

試食

ではいただきま~す。

割ったサツマイモのアップ画像を拡大する
割ったサツマイモのアップ

アップで見ると、蜜はたくさんできているように見える。

食べてみると...うん、すごく美味い。 初回2回目もわずかに超えたかな。 でも、もう少し水分が抜けて欲しかったなあ。

ここまでのまとめ

合わせて3回『甘太くん』での焼き芋作りに挑戦した。 これまでの作り方と結果を一旦まとめておこう思う。 なお、最終的な結論ではなく一時的なまとめである。 甘太くんはまだ4本残っているから

140℃で3時間(アルミホイルなし)画像を拡大する
140℃で3時間(アルミホイルなし)


140℃で3時間(アルミホイルあり)画像を拡大する
140℃で3時間(アルミホイルあり)

初回は140℃で3時間焼いてみた。 片方は裸で、もう片方はアルミホイルで包んだ。

裸で焼いた方は『ねっとり』かつ濃厚で甘さも十分にあった。 一方、アルミホイルで包んだほうは『しっとり』だが濃厚さには欠けていた。 ただし、甘さは十分だった。

どちらも美味かったが、裸で焼いたほうがやや上だった。 また、見た目でも裸で焼いた方の勝ちだと思う

140℃で2時間 + 100℃で1時間(アルミホイルなし)画像を拡大する
140℃で2時間 + 100℃で1時間(アルミホイルなし)

2回目は140℃で2時間焼き、さらに100℃で1時間焼いてみた。 結果、蜜は十分にできてとても甘かったが、水分の抜けが足りないためか、やや濃厚さに欠けていた

120℃で2時間 + 140℃で2時間(アルミホイルなし)画像を拡大する
120℃で2時間 + 140℃で2時間(アルミホイルなし)

3回目の今回は120℃で2時間焼き、さらに140℃で2時間焼いた。 蜜は十分ですごく甘かったが、今回も水分の抜けがわずかに足りないように思えた

  

結論

オーブンで120℃で2時間 + 140℃で2時間だと蜜は多いが、水分の抜けはやや物足りない。 どうすればもっと美味しくなるんだろうか。

そうだ、我が家には "低温調理器" なる便利な調理器具がある。 これなら温度を一定に保てるので、何時間でも75℃を維持できる。 水から加熱すれば65℃から75℃の温度帯をゆっくりと通過することにもなるだろう。

水から加熱を始め、75℃に達してから4時間ぐらい調理すればいいだろうか。 その後、オーブンで140℃で2時間ほど焼けば生焼けではなくなるだろう。 次回は低温調理器とオーブンを併用してみよう

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